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1. イヤーワーム
イヤーワーム(Earworm-耳のミミズ)って聞いたことがありますか?
ある曲の一部やCMソングが頭の中で繰り返し流れ、一日中続くとても不快でストレスフルな症状のことを指します。 タ〇モ〇ピアノ、〇リン一〇搾り、〇水ハウス、ハワ〇アン〇ゾート、キュー〇ー〇ヨネーズ、ドラマの主題歌等ひっきりなしにリピートします。 原因は寝不足や精神的ストレスといわれますが鬱病の初期症状かもしれません。
人の心に残る曲はCM的には大成功ですが、とても不快でどうにかしたい症状です。
一体どうしたら払拭できるのでしょうか?
対処方法はイヤーワームだなと気付いたら、意識的に救急車のサイレン、ピーポーピーポーに置き換えるといいようです。 何度か置き換えているうちに不快な症状も治まってきます。
誰にでもある症状なので、あまり神経質になってはいけません。
神経質になり「嫌だな、嫌だな」と思っていると症状が段々ときつくなってきます。
四六時中、気にしていると神経症にまで症状が進んでしまいます。 一旦、神経症になってしまうと取り除くのにかなりの時間を消費してしまいます。 心気症と呼ばれる神経症はいくら内科的な検査を受けても「異常なし」という結果に満足せず、 「自分は重篤な病気ではないか?」と思い始め、ドクターショッピングを始めてしまうので注意が必要です。
2.神経症
神経症で多く見かけるのは強迫神経症、心臓神経症、肛門神経症などです。
- 強迫神経症 - 手が汚れている思い何度も洗ってしまう、鍵をかけ忘れたのないかと心配し何度も確認してしまう。
- 心臓神経症 - 器質的に異常はないのに頻脈や動悸、息切れ、胸の痛みが実際に発現してしまう。
- 肛門神経症 - 肛門科を受診してただの痔と診断されても、自分の肛門から異臭がするのではないか、違和感があり直腸がんではないかと心配してしまう。
このような神経症に悩んでいる人は数百万人にものぼりますが、やはり精神科又は心療内科を受診して適切な処方をしてもらうのが一番です。 精神療法的には一休和尚の有名な言葉を思い出し「心配するな、何とかなる。」と信じ切ることです。
兎に角「まぁいいや」と思って毎日を過ごすのが得策です。 人の心は単純ではありませんので、何度も思い返しては心配し苦痛に感じる場合は「心配するな、何とかなる。」を念仏のように唱え続けましょう。 また自分の潜在意識を活用し、自分が忌々しい病から解放されている状況を頭の中で鮮明に浮かべ、病状が良くなっていることに感謝しましょう。